過去のEE東北
EE東北’09
「新技術を広く公開する」という意味です。
「EE東北'09」では、「みちのくの 夢を広げる 新技術」をキャッチフレーズとし、6月3日と4日の2日間にわたり、仙台市宮城野区の夢メッセみやぎにて開催されました。
今回は、世界同時不況という悪条件にもかかわらず、例年並みの 6,200人(3日 3,100人、4日 3,100人)を迎え、会場は熱気に包まれました。
EE東北が初めて開催されたのが1990年。今年で20回の節目を迎えたEE東北は、産学官一体となって建設事業に係わる新材料・新工法その他、時代のニーズに対応し開発された新技術を公開する東北を代表する新技術展示会です。
今年出展された新技術は340件(出展者数158社)。
技術分野
1.建設段階
2.維持管理
3.点検診断・モニタリング等
4.建設副産物・リサイクル等
5.防災・安全等
6.その他共通
今回は、新しく6つの技術分野を設定して展示を行い、さらにその中から「防災・安全」(11技術)と「維持管理」(12技術)の2つを重点テーマとして、出展技術のプレゼンテーションを行いました。
また、NETIS登録技術が144とその普及が反映されていました。
開会式
展示会初日に、会場内(夢メッセみやぎ)において、開会式を行いました。
岡田局長
建設施工企画課
岩立課長
東北技術事務所
林崎事務所長
6月3日~4日 新技術展示会
屋内外展示場の各出展者ブースでは、各社の新技術について説明・実演が行われ、熱心に説明を聞いている姿があちらこちらでみられました。 また、高校生や大学生等が見学に訪れ(13校 610人)、普段の授業や講義では得られない新技術、新工法に触れていきました。
・ガイドブック
【A】(社)日本土木工業協会
【B】(社)日本道路建設業協会
【C】(社)日本建設機械化協会
【D】全国コンクリート製品協会
【E】(社)全国特定法面保護協会
【F】(社)東北建設業連合会
【G】(社)日本埋立浚渫協会
【H】(社)建設電気技術協会
【I】単独出展
【J】単独出展 【1】【2】【3】【4】【5】【6】
6月3日、4日 プレゼンテーション(会場内特設ステージ)
今回は、「防災・安全」「維持管理」の2つの重点テーマに添った23の新技術を、各出展者よりプレゼンテーションしていただきました。
・プレゼンテーション一覧
・6月3日 「防災・安全」 11技術
・6月4日 「維持管理」 12技術
産学官一体となったEE東北
大学の展示としては、前回から引き続き展示いただいた東北大学・宮城大学に加え、東北工業大学、東北学院大学の2校も加わり、研究室ごとの研究成果について出展がありました。また、東北地方整備局東北技術事務所からは 「水中探査装置」「情報化技術の活用による除雪支援装置」「東北地方におけるコンクリート構造物設計・施工ガイドライン(案)」について、仙台港湾空港技術調査事務所からは「海洋浮体構造物係留装置点検システム」等について出展がありました。
開催を終えて
今年も多くの来場者と出展者に支えられ「EE東北’09」も、無事に20回目の開催を終えることができました。東北からの新技術の発信や、 より広い分野での新技術を多くの方々に公開・活用する取り組みをさらなる課題として次回開催への準備を進めてまいります。
これらの新技術は、現場のニーズから生まれ、現場で活用することで普及されるものです。発注者側の皆様が、新技術を「EE東北」で実感されて、皆様の業務の中で活用いただき、良質な社会資本の整備に繋がることを期待します。
「EE東北」実行委員会(委員長:東北地方整備局 企画部長)
(構成団体名)
(社)日本土木工業協会東北支部、(社)日本道路建設業協会東北支部、
(社)日本建設機械化協会東北支部、 (中間法人)全国コンクリート製品協会東北支部、
(社)全国特定法面保護協会東北地方支部、東北建設業協連合会、(社)東北建設協会、
(社)日本埋立浚渫協会東北支部、(社)建設電気技術協会東北支部、青森県、岩手県、
宮城県、秋田県、山形県、福島県、仙台市、東日本高速道路(株)東北支社、東北地方整備局
◆後援
(社)土木学会東北支部 、(社)建設コンサルタンツ協会東北支部、
(財)日本建設情報総合センター、(財)先端建設技術センター、河北新報社、
日刊建設工業新聞社東北支社、日刊建設通信新聞社東北支社、日刊建設産業新聞社、
(株)建設新聞社、宮城県赤十字血液センター