過去のEE東北
EE東北’13
「新技術を広く公開する」という意味です。
今回は290の出展者、682技術の展示が行われ、会場には過去最多の のべ12,000人(6月5日:6,500人・6月6日:5,500人) の来場者を迎え、会場は熱気に包まれました。
EE東北が初めて開催されたのが1990年。 今回で23回目の開催となるEE東北は、産学官一体となって建設事業に係わる新材料・新工法その他、時代のニーズに対応し
開発された新技術を公開し、その普及を図ることにより、さらに新たな技術開発の促進と、良質な社会資本整備を通じて 地域の発展に寄与することを目的として開催される東北を代表する新技術展示会です。 展示会では7つの技術分野を設定し展示が行われました。 前回に引き続き「復旧復興の技術分野」で最多の175技術が展示されたほか、近年の社会資本の老朽化対策を反映して「維持管理の技術」や「点検診断・モニタリングの技術が多く展示されました。 技術分野ごとの展示技術数 1.復旧復興 175技術 2.建設段階 127技術 3.維持管理 151技術 4.点検診断・モニタリング等 40技術 5.建設副産物・リサイクル等 11技術 6.防災・安全等 135技術 7.その他共通 43技術 出展技術数 682技術 (出展者数290社) うちNETIS登録技術数308技術 さらに出展技術の中から「復旧復興」(13技術)、「建設段階」(6技術)、「維持管理」(11技術)、防災安全(8技術)のテーマに分かれて出展技術のプレゼンテーションが行われました。 |
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来場者及び出展者アンケート結果
来場者へのアンケート結果 | |
今回のEE東北’13の印象について n:865 | |
来場者の皆様からのアンケートにおいて、98%の方に「大変良かった」、「良かった」との評価をいただきました。 |
出展者へのアンケート結果 | |
EE東北の出展効果について n:145 | |
91%の出展者様が、出展効果について「効果があった」「今後効果が見込まれる」と回答されました。 | |
EE東北’13への出展理由 n:146 | |
出展理由は「震災復興・防災に寄与するため」が32%で最も多く、続いて「展示会の規模・集客の大きさ・知名度の高さ」14%、「社名の知名度アップ・今後の事業展開のため」、「継続出展・出展効果の実績がある」11%となっています。 |
開会式
開催初日の5日(水)夢メッセみやぎコンコースにおいて、開会式を開催しました。
開会宣言 東北地方整備局 森企画部長 |
主催者挨拶 東北地方整備局 岩﨑副局長 |
来賓挨拶 国土交通省 総合政策局 公共事業企画調整課 施工安全企画室 山元室長 |
テープカット |
6月5日(水)~6日(木)新技術展示会
屋内外展示場の各出展者ブースでは、各社の新技術についての説明・実演が行われました。また、会場には高校生、専門学校生、大学生が見学に訪れ(11校794名)、普段の授業では得られない新技術や新工法に触れていきました。
6月5日(水)~6日(木)新技術プレゼンテーション(会場内特設ステージ)
開催中の2日間「復旧復興」、「建設段階」、「維持管理」、「防災安全」の4つのテーマに沿った38の新技術のプレゼンテーションが行われ、2日間でのべ1,834名(5日911名、6日923名)が聴講しました。 EE東北’13新技術プレゼンテーション一覧 6月5日(水) 発表技術数18技術 「復旧復興」 6技術 「建設段階」 3技術 「維持管理」 5技術 「防災安全」 4技術 6月6日(木) 発表技術数20技術 「復旧復興」 7技術 「建設段階」 3技術 「維持管理」 6技術 「防災安全」 4技術 |
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プレゼンテーションの感想 n:361 | 聴講した(したかった)技術分野 n:873 |
産学官一体となったEE東北
大学展示では、前回に引き続き東北大学、宮城大学、東北学院大学から研究室ごとの研究成果についての出展がありました。また東北地方整備局からは、「東日本大震災の記憶」(企画部)、「港湾・空港における津波・地震対策技術」(港湾空港部)、「路面下空洞の予防保全対策」「雪上走行用小形除雪車」(東北技術事務所)についての出展がありました。
開催を終えて
今回の「EE東北’13」は前年10月開催した「EE東北’12」から約7ヶ月と短い間隔での開催となりましたが、多くの出展者及び来場者の皆様のご協力をいただき、盛況の内に開催を終えることができました。今後、さらなる東北からの新技術の発信や、復旧復興を支援する技術、維持管理や点検診断など広い分野の新技術を現場で活用していただけるような取り組みを次回開催の課題として準備を進めてまいります。
これらの新技術は現場のニーズから生まれ現場で活用されることで普及するものです。「EE東北」で実感された新技術を皆様の業務の中で活用していただき、良質な社会資本の整備、そして一日も早い東北の被災地復興に繋がることを期待します。
日 時 |
平成25年6月5日(水) 10:00~16:30 平成25年6月6日(木) 9:30~16:00 |
場 所 |
みやぎ産業交流センター(夢メッセみやぎ) 宮城県仙台市宮城野区港3丁目1-7 【無料シャトルバス時刻表】 |
内 容 |
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EE東北’13は「(一社)全国土木施工管理技士連合会 継続学習制度(CPDS)のガイドライン」に基づき認定されたプログラムです。
(プログラム番号は6/5:210547、6/6:210548 です。)
お問い合わせ先
〒985-0842 宮城県多賀城市桜木3-6-1
国土交通省 東北地方整備局 東北技術事務所内
TEL 022-365-8047 (直通)
Email tougi@thr.mlit.go.jp
主催・後援団体など
◆主催
「EE東北」実行委員会(委員長:東北地方整備局 企画部長)
◆構成団体名
一般社団法人日本建設業連合会東北支部、一般社団法人日本道路建設業協会東北支部、
一般社団法人日本建設機械施工協会東北支部、 全国コンクリート製品協会東北支部、
一般社団法人全国特定法面保護協会東北地方支部、東北建設業協会連合会、
一般社団法人東北地域づくり協会、一般社団法人日本埋立浚渫協会東北支部、
一般社団法人建設電気技術協会東北支部、一般社団法人建設コンサルタンツ協会東北支部、
青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、仙台市、
東日本高速道路株式会社東北支社、東北地方整備局
◆後援
公益社団法人土木学会東北支部、一般財団法人日本建設情報総合センター、
一般財団法人先端建設技術センター、河北新報社、日刊建設工業新聞社東北支社、
日刊建設通信新聞社東北支社、日刊建設産業新聞社、株式会社建設新聞社、
株式会社日本建設新聞社