EE東北ガイドブックWEB版
B-094 維持管理・予防保全

袋状の連続繊維強化コンクリート工法

高強度繊維の袋材とグラウト材の複合体にて鋼管の内側から補強が可能な工法

FRC袋材は、従来、建て替え工事を行っていた支柱埋込式の高欄や防護柵などを短期間に鋼管支柱の内側より補強することができる劣化要因の少ない高耐久な製品です。本製品は、高強度繊維の袋材と50N/mm3のグラウト材による複合体となっており、摩擦力と接着剤により補強対象物と一体化し強度を復元します。
施工方法は、鋼管の腐食箇所を切断→接着剤を袋材に塗布→FRC袋材を切断箇所から鋼管内部に挿入→FRC袋材の内部にグラウト材を規定の圧力まで充填→グラウト材硬化後に充填口を切断→完了

NETIS:KT-180140-A

繊維強化コンクリート協会
担当:和光物産(株) 開発営業部 中村潤也
TEL:025-250-1125
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