塩害劣化抑制効果を付与した複合防水工法
「タフシャットRS」は、塩分吸着型エポキシ樹脂を使用した浸透系防水材と、アスファルト加熱型塗膜防水材(タフシール)を組み合わせた塩害劣化抑制効果を付与した複合防水工法です。本工法は低温でもひび割れの深部まで浸透し、コンクリートや鉄筋に付着浸透した塩化物イオンを吸着し鉄筋の腐食やコンクリートへの塩分浸透を抑制するため、塩害環境下にあるコンクリート構造物の補修に適しております。
東北地方の橋梁は、積雪寒冷地域特有の厳しい気象条件、冬季の凍結防止剤の散布という供用環境から塩害劣化の影響が懸念されることから、本工法を適用することで塩害劣化を効果的に抑制することが可能となります。