EE東北ガイドブックWEB版
D-302 その他分野

ブルーカーボンのための藻場ブロックの開発

Fe,N、P等の栄養塩を継続的に供給可能な藻場ブロックの開発

東日本大震災以降、東北の太平洋岸では、海藻が無くなる「磯焼け」が発生している。これは、海水温の上昇に伴いウニが大量に発生したことによる食害と「親潮」の南下が小さくなり、栄養塩の供給が少なくなったことおよび海水中の鉄イオンの不足であると言われている。今回開発したコンクリート藻場ブロックは、Fe,N、P等の栄養塩を継続的に供給可能で、安定的な藻場の築造に貢献できる。同時にブルーカーボンやカーボンニュートラルポートへの貢献できる。

宮城大学建設環境材料学研究室
担当:宮城大学 北辻政文
TEL:022-245-1426
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