「塩分吸着剤」を応用した
鋼構造物の塗替え塗装における防錆塗装システム
塩害環境下における鋼構造物の塗替え塗装において、残存錆中の劣化因子(塩化物イオン等)により、比較的早い時期に再劣化することが問題となっている。CSCシステムは、鉄筋コンクリートの塩害対策で多くの実績がある「SSI工法」の考え方を応用して、鋼構造物の腐食を抑制する画期的な防錆塗装システムである。ケレンでは除去しきれない孔食部の腐食性物質に対し、下塗材に配合した「塩分吸着剤」が直接作用して、イオン交換反応により塩化物イオンを吸着、低減し、代わりに亜硝酸イオンを放出することにより、再劣化を長期的に抑制する。
NETIS:KT-220111-A