緩い砂から破砕帯まで微細気泡水による高品質コア試料の採取
懸濁気泡水ボーリング工法(Improved Fresh-water Core Sampling System;『IFCS』)は、物理的製法により生成した粒径1mm以下のマイクロバブルを混濁させた清水あるいは泥水を掘削水として用い、高品質なコア試料を採取する掘削技術です。基礎岩盤の詳細な地質構造の把握が必要なダム、原子力関連施設などの重要構造物の地質調査を始め、硬軟の地質が混在し、自然状態での精細なコア試料採取が求められる地すべり調査、試料分析が必要な理学研究用コア採取などにも威力を発揮します。平成28年からは機器の小型軽量化を図り、都市部等、狭小部における施工に対しても作業性が向上しております