EE東北ガイドブックWEB版
B-307 維持管理・予防保全

ハイブリッド・塩害補強工法

塩害を受けたコンクリート構造物の補修・補強工法(ハイブリッド・塩害補強工法)

鉄筋腐食抑制型シラン系含浸材と連続繊維シート材、および両者の接着を確保するプライマーの組み合わせからなるコンクリート構造物の補修・補強工法です。
従来、シラン系含浸材の撥水作用が連続繊維シート材の接着を阻害し、両者の組み合わせ施工は困難でした。そこで、本技術では専用プライマーの開発により、含浸材と連続繊維シート工法のハイブリッド化を実現しました。これにより、施工時のはつり及び断面修復数量が低減し、経済性及び環境影響が向上します。鉄筋腐食抑制及び補強効果により、コンクリート構造物のライフサイクルコスト低減や長寿命化に貢献できます。

NETIS:HR-220007-A

新潟県(Made in 新潟 新技術普及・活用制度)
担当:(株)レックス 技術部 小林徹
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