EE東北ガイドブックWEB版
B-076 設計・施工

RPAを活用した定型業務の効率化~下水道耐震計算~:

RPAにより複数の計算ソフトを連携し、入出力を自動化。定型業務自動化で効率化、品質確保に効果

RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)はPC上の定型業務を自動化する技術であり、主にデータ入力や転記等で活用されている。本技術はRPAの汎用性に着目し、設計に活用した一例である。下水道の耐震計算は、広いエリアを対象とするため、複数の管路条件、土質条件を用いて各種計算を実施する必要があるが、組合せが膨大かつ、複数のソフトを使用する必要があり、作業の効率化が必要であった。本技術では、エクセルに条件を入力するだけで、ロボットが自動的に読み込み、計算から印刷データ作成までを自動化することで、大幅な効率化を実現した。弊社では、このような事例を積み重ねながら、生産性向上に取り組んでいる。

(株)復建技術コンサルタント
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