EE東北ガイドブックWEB版
B-067 維持管理・予防保全

じょく層工法(SD工法)

リフレクションクラック抑制と遮水機能を発揮する予防保全・長寿命化工法

「じょく層工法」は、既設舗装とオーバーレイ層の間に「応力緩和層(じょく層)」を設ける工法で、リフレクションクラックの抑制に効果があります。既設舗装とオーバーレイ層の一体性を強固に保持するだけでなく、表層にひび割れやジョイントの開きなどが発生し、舗装内部に水が侵入する状態になっても、下層を保護する効果は長期間持続し、層間や下層のはく離を効果的に抑制します。積雪寒冷地では舗装の予防保全が特に重要ですが、除雪作業の影響を受けやすい工法は適用しにくい事情があります。じょく層工法はオーバーレイ層と一体となって舗装の予防保全・延命効果を発揮する工法として、積雪寒冷地の舗装の長寿命化を実現します。

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