回転式レーザー素地調整工法(CoolLaser工法)
本技術は、高出力CWレーザー(連続波レーザー)を使ったCoolLaser工法によって橋梁などの鋼構造物のサビ・塗膜の除去と同時に腐食や塗膜劣化の要因である塩分も除去できる技術である。本技術は、レーザー照射後に酸化膜が形成された場合、動力工具などで除去することで、ブラスト工法(第1種ケレン相当)と同等の塗膜耐久性を得ることを確立した。
本技術ではCW(連続波)レーザーを高速回転させて対象物に照射することで、鋼構造物の塗膜を除去し、サビと腐食の要因である塩分も除去でき、塗膜の密着に必要な表面粗さを得る事ができる。
特に塩分が除去できることで、再塗装後の塗膜再劣化の抑制に効果が期待できる。
NETIS:CB-230005-A