打診点検ではわからなかった、アンカーボルトの埋め込み部分の不具合をフェーズドアレイ超音波検査が解決!
東北地方ではスノーシェッドの支柱支承部のアンカーボルトは凍結防止剤の影響で、特に受台コンクリートとの境界部において腐食、破断している事例が確認されています。そのようなアンカーボルトの健全性を調査するための技術がフェーズドアレイ超音波検査です。
超音波振動を使って物体内部の隠れた不具合を見つける技術で、複数の素子から時間差で発生させた超音波を物体内部で反射させて受信し、不具合の位置や大きさを推定し可視化いたします。航空機、自動車、原子力発電所、石油化学プラントなどの産業分野に広く利用されています。
非破壊検査であるため、被検査物を破壊することなく、内部の不具合を検出することが出来ます。