EE東北ガイドブックWEB版
B-045 維持管理・予防保全

リフトオフ試験専用小型ジャッキ「SAAMシステム」

多数のアンカーを迅速かつ効率的に調査が可能、アンカーの荷重確認による健全度評価に最適

グラウンドアンカーは荷重管理を中心とした適切な維持管理が必要です。アンカーの荷重確認はリフトオフ試験で行いますが、一般的に使用される施工用大型ジャッキでは搬入・設置が大規模となり、維持管理が重要となった現在に向いていません。SAAMシステムは試験装置を小型軽量化することにより、迅速かつ効率的にリフトオフ試験を行うことが可能で、従来ジャッキよりも低コストで多くのアンカーの荷重を確認することが可能です。そのため荷重分布調査に最適で、要対策範囲の抽出やモニタリングポイントの絞り込みなどにも活用することができます。

川崎地質(株)
担当:企画・技術本部 山田茂治
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