EE東北ガイドブックWEB版
B-018 維持管理・予防保全

接地抵抗を利用した「地下水位簡易観測法」

盛土の安定性評価に関する地下水位観測にもオススメ!

盛土安定性を評価するためには、盛土内の地下水位状況の把握が重要である。地下水位状況を詳細に把握するには、地下水位観測孔を設置し地下水位を把握することが望ましいですが、全ての盛土に対して地下水位観測孔を設置するとなりますと、莫大な費用と時間を有することになります。
盛土の安定性や優先順位評価では、盛土の硬軟・締まり具合や地下水状況の把握が重要です。そこで、簡易的な地盤調査を行い、同時に地下水位を把握する調査手法を紹介します。現地調査としては、測量とスクリューウェイト貫入試験(SWS)等の簡易地盤調査と接地抵抗の測定のみになり、短期間に現地作業を終了することが可能です。(特許第6167093号)

人・夢・技術グループ 基礎地盤コンサルタンツ(株)
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