スマートフォンで写真を撮るだけで、砂質土の粒度組成を見える化。現場作業の効率化!
土質材料の粒度組成を判定するには、試験室で粒度試験(例えば、JIS A 1204)を行う必要があり、少なくとも1日以上の時間を要し、多数の試料について試験を行うには費用を要しました。このため、盛土などの施工現場では、経験者による目視や触診に基づいて土質材料の区分を行い、抜き取り検査で粒度試験を実施し土質区分を追確認するのが一般的でした。
このような状況の中、弊社は「画像分析AI を用いた簡易的な粒度分析」を開発し、現場試行の結果、所定の成果を得ることができました。さらにこのシステムをWebアプリ化することにより、スマホやタブレットで簡単に使用できる環境を構築しました。(特許第7496858号)