EE東北ガイドブックWEB版
A-061 設計・施工

地山補強土工法(ソイルネイリング工法)

住宅の石積補強から大型造成山留工事までコンパクトな設備で施工が可能

この工法は、1984年ドイツのバウワー社から当社に技術導入された工法です。この工法の分類は、地山補強土工法の2直線すべり法になります。設計方法は、補強材(ネイル)で形成された土塊を疑似構造体と考え、構造体の内的安定と外的安定を段ごとにチェックします。施工の特徴は、逆巻き施工を基本として、施工中に地盤条件が変化しても、補強材の長さ、配置が変えられるので、安全性が高い。また、設備がコンパクトで、小型機械で狭い場所でもでき、大型造成工事は、大型クローラードリルを使用して施工能率を高めることが可能です。施工対象は、民家の石積補強から大型造成山留、道路・鉄道等の法面補強まで広く適用できます。

三信建設工業(株)
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