「佐藤工業のトンネル施工」
当社は創業以来160年以上にわたり様々な建設事業に携わってまいりました。映画「黒部の太陽」で有名な黒部川電源開発事業には大正時代から参画しており、このうち黒部川第三発電所水路および軌道トンネル工事(昭和11年~15年)は、岩盤温度が160℃を超えダイナマイトが自然発火するなど難工事を極め、当時の状況は小説「高熱隧道」(吉村昭著)にも描かれています。「不可能を可能にした」当工事の経験を踏まえ、以降、当社は様々なトンネル工事に不屈の精神で取り組んでまいりました。現在、これら工事を通じて培われた技術を基に、トンネル施工の自動化や遠隔化といった分野において様々な技術開発を推進しています。