ヘッドマウントディスプレイを用いたドリルジャンボ無線遠隔操作システム
ヘッドマウントディスプレイを用いて、ドリルジャンボの無線遠隔操作を実現しています。従来の無線操作システムでは多数のカメラとディスプレイを使用する方式が一般的であり、操作に熟達が求められます。当システムのヘッドマウントディスプレイでは、切羽画像(180°魚眼カメラ)、詳細ズーム画像、パススルー画像(ジャンボ操作ユニット)の3つの画像を合成して表示するため、あたかも実際のジャンボ操作室にいる感覚でジャンボの操作が可能となります。さらに低遅延での無線化も実現しました。今後のトンネル施工自動化、ロボット化に資する技術です。