摩擦接合のボルト作業をワンサイドで実現する技術
鋼構造のボルト接合には、高力ボルト摩擦接合が一般に使用されています。従来は、ボルトを挿入後、ナットを締付け、締付け完了後にボルト頭部の現場塗装が必要でした。これに対し、当社のワンサイド技術として、現場で片側のみの作業にできる2種類の接合方法①と②を開発しました。①Fリング:工場で高力ボルトを事前設置してボルト頭部の塗装まで完了、現場ではナットの締付け作業のみ。適用構造物:鋼コンクリート合成床版②高強度ネジスタッド:鋼板に高強度ネジスタッドを溶植、現場ではナットの締付け作業のみ。適用構造物:鋼コンクリート合成床版、既設鋼橋の当て板補強