車や人に踏まれても枯れにくく歩行者や車いす利用者が移動しやすい芝生緑化技術です。
駐車場緑化はみどり豊かなまちづくりやヒートアイランド現象の緩和のほか、条例で必要な緑化面積の確保など、多くのメリットがあります。芝生は車や人に踏まれると傷んでしまうため、保護材を併用することが多いですが、歩きやすさが低下するという課題がありました。本工法では表層のハニカム構造の保護材が、車や人の重さをしっかりと支えて芝生を保護します。また、表面温度を下げる効果と雨を保水する効果が期待できます。夏季のコンクリート面と比較すると、約15℃も表面温度が下がることが確認できました。本工法を適用することで、条例で必要な緑地面積の確保や容積率緩和のほか、各種の環境認証取得にも貢献します。