①複合構造を用いた臨港道路橋脚の構築工法と②中空断面の橋脚での合理化施工方法の紹介
①『シーコーム(SeaComb)工法』 :複合構造を用いた臨港道路橋脚の構築工法
ウェブにスタッドを溶接したI形鋼材を芯材とし、橋脚部では主鉄筋の代替材料、頂版部ではI形鋼材をユニット化して構築します。主鋼材の本数削減と鋼材のユニット化により、工程を約50%短縮、作業人工を約50%削減し、省力化を図ることが可能です。
②『ノンセパ+EPS工法』 :中空断面の橋脚での工期短縮・省人化を目的とした合理化施工方法
外型枠の大組み化・セパレータ不要の型枠活用と、EPSブロックの内型枠への活用による内足場と内側型枠支保工の省略により、作業負荷の低減や安全性の確保ができ、工期短縮も図れます。