3D-LiDARドローンによるリアルタイム船舶土量検収システムの紹介
“Penta-Ocean Vanguard-DroneLiDAR”(以下POV-DL)は3D-LiDARとLTE通信機能を搭載したドローンです。POV-DLの操作は陸上の職員1名でできます。POV-DLを土砂運搬船の上空まで飛行させ、光学カメラで積載状況を写真撮影し、3D-LiDARで船倉内の積載形状を5秒間計測することで、積載土量が直ちに算出・表示され、帳票も自動で作成できます。
実証試験では、土砂運搬船(積載量約2,000㎥)の土量検収に要した時間は20分から5分に、人員は6名から1名に削減でき、大幅な生産性の向上に寄与することを確認しました。