山岳トンネル工事における防水シートの自動溶着・品質管理システム
山岳トンネル工事での防水シートの溶着作業は熱練工(2~3人)が狭小な足場上で行うことが一般的です。また、溶着部の品質管理は、検査担当者(1人)がトンネル延長10m程度に1回の頻度で行う加圧検査試験が一般的であり、不合格の場合には不良箇所を目視で探し出す必要があります。
そこで当社は、大栄工機(株)と共同で防水シートの自動溶着システムを開発し、作業員の技量によらず、足場に上ることなく操作者1人で防水シートを確実に溶着できる技術を実現しました。
さらに、熱画像リモートセンシング検査技術を搭載することで、溶着をしながらリアルタイムに溶着品質を自動で全数確認することを可能としました。
NETIS:KK-230038-A