PC床版継手「ジッパージョイント工法」の紹介
当社は安全で効率的な高速道路のリニューアル工事に向けた技術開発を行っています。
「ジッパージョイント工法」は、間詰材に常温硬化型の高強度繊維補強モルタルを用いた、ネジ節鉄筋による床版のあき重ね継手です。接合部を合理化(半円形界面)し、間詰材の打設数量を従来の40%に削減することで、施工の省力化を図りました。
従来のループ継手では接合幅が400mmで橋軸直角鉄筋が必要でしたが、「ジッパージョイント工法」では接合幅を100~180mmに縮小でき、さらに、橋軸直角鉄筋が不要になりました。
また、水張り状態での輪荷重走行疲労試験で100年相当以上の疲労耐久性を確認しました。