EE東北ガイドブックWEB版
D-301 その他分野

バイオ炭を活用した炭素貯留と防草対策手法の研究:

地域づくりに活かす古くて新しい「炭」

わが国では、古くから木炭や草木灰を田畑の土壌改良に利用してきました。しかし、近年では、地球温暖化対策の一環として、木炭の利用が「大気中の二酸化炭素を地中に貯留する手段の一つである」という新しい視点が登場しています。私たちは「日本風景街道」という取り組みを通じて、地元の木材を活用した地域づくりに取り組んでいます。未利用木材の炭化とその活用による炭素貯留は、沿道の景観整備や地域活性化を促進する新たな手段と考えています。
ブースでは、製炭や木炭埋設など、地域のつながりを活かしながら進めている実証実験や、民学官が連携して行っている「木の香る道づくり」の取り組みをご紹介します。

秋田県立大学 木材高度加工研究所/
能代河川国道事務所

担当:秋田県立大学 木材高度加工研究所/能代河川国道事務所
TEL:0185-70-1194
URL:http://www.iwt.akita-pu.ac.jp/info.php