EE東北ガイドブックWEB版
C-035 防災・安全

DXを活用した土砂災害ハザードマップ:

BIM/CIMやメタバースを活用した新たな土砂災害ハザードマップの提案~iHazard map~

近年、静岡県熱海市での土石流被害を受けて、全国的に土砂災害リスクに対する関心が高まっています。本取り組みでは、VR世界の代名詞となっているメタバースを活用したハザード・マップの高度化を提案し、災害リスクを住民に更に理解してもらうための新しい方法を示しています。その際、土石流現象については、従来の2次元的なハザード・マップは住民への説明が十分でないと考えられ、新たな「iHazard map」の枠組みを提案し、土砂災害警戒区域や土石流の流動予測を動的に表示し、仮想空間でのVR技術を用いて住民にわかりやすく説明する方法を提案しています。なお、本取組みは、【土木学会:デジタルツイン賞2023】を受賞しております。

三井共同建設コンサルタント(株)
担当:MCC研究所 新技術研究室 原田
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