スパコンを用いて複雑な解析処理を高速化
●広範囲な流域を対象とした流出解析等を行う場合、従来は複数台のサーバ機器やPCを用いていた。しかし、この方法では高速化の限界があり、より多くのデータや複雑な処理を行うことは困難である。
●NECが製造・販売するベクトル型スパコンの「SX-Aurora TUBASA」は、C/C++/Fortran等の既存の科学計算プログラムを実行することができる。弊社は、大学と連携してスパコンでRRIモデルの大幅な高速化（ベクトル化、並列化）を実現し、全国を対象としたRRIモデルによる予測モデルを構築している。今後、スパコンを用いた高速処理のノウハウを用いて、道路や港湾等における大規模データの高速処理に取り組む。
