SLAMを用いて樹木調査を効率化
現在、樹木調査では輪尺と呼ばれる道具を用いて一本ずつ手作業で計測する方法が主流であり、現地作業、記録および帳票整理に多大な労力がかかる現状があります。
アジア航測では、SLAM(Simultaneous Localization and Mapping)による手持ちレーザー計測を活用した樹木調査の実施に取り組んでいます。SLAMによって取得した点群データを樹木解析ソフトウェアを利用することで、自動で胸高直径や樹高などを取得することが可能になり、従来法と同程度の精度をもってして、現場作業の約50%の縮減を実現しました。