事例がないラウンドアバウト(市街地瓢箪型、特別豪雪地帯)構造の最適化
○瓢箪型ラウンドアバウトは走行距離が長く、速度抑制のため中央部にしぼり形状を入れます。国内では街路の事例がなく、2日間の実証実験で4つの案についてセミトレーラ、大型トラック、乗用車を走行させ、上空撮影はドローン、速度計測は高精度のGPS、走行軌跡分析にGISを活用し、ドライバーへアンケート調査も行い安全な走行に向け最適な形状を決定しました。
○特別豪雪地帯のラウンドアバウトは、積雪・降雪時でも安全性を確保する必要があります。国内では旧ロータリーを除いて事例がなく、国交省の社会実験として仮設のラウンドアバウトにより交通挙動調査、アンケート調査を実施し、視程障害対策や除雪しやすい構造を検討しました。