EE東北ガイドブックWEB版
C-005 防災・安全

流域治水を見据えた統合水理解析モデル

流域治水対策について、最適配置の検討とその効果を統合水理解析モデルにより定量的に評価

気候変動による水害・土砂災害の激甚化・頻発化等を踏まえ、ハード整備の一層の加速や治水計画の見直しに加え、流域全体を俯瞰し、あらゆる関係者が協働して取り組む流域治水の本格的な実践が求められている。このためには、流域一環で多様な観点で浸水リスクを評価しつつ、流域治水のポテンシャルと施設配置・規模を評価し、流域治水対策施設による効果を定量的に評価することが必要である。流域治水を見据えた統合水理解析モデルは、流出域⇒河道流下を一体で追跡しつつ、内・氾濫モデルを統合することで、流域各所で取り組む流域対策施設の流出抑制や氾濫被害の軽減効果を定量的に評価可能なモデルである。

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