EE東北ガイドブックWEB版
C-004 防災・安全

CO2回収・有効利用・貯留事業(CCUS):

石炭採掘跡等を利用した地下空洞へのCO2充填・固定に関する実証実験

・カーボンニュートラルの推進にあたり、CO2を地下に貯留・充填する技術開発が現在進められています。
・CO2を地下に貯留する技術がCCS(Carbon dioxcide Capture, Strage)です。CCSは主に気体や液体、超臨界状態で貯留します。
・本事業では石炭採掘跡CO2を注入・充填し、スラリー剤などと反応させることでCO2を鉱物化し、地下に固定貯留することで地表への漏洩防止、地下空洞の充填・固化による地盤沈下等の抑止を目指しています。地下空洞の有効利用及び地盤の安定化等も目的とするため、CCSに有効利用(Utilization)を加えたCCUS事業として旧産炭地の活性化にも寄与できると考えています。

(株)建設技術研究所東北支社
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