EE東北ガイドブックWEB版
B-304 維持管理・予防保全

X線造影撮影法を用いたコンクリートの性状評価

コンクリート内部に発生したひび割れや空隙を検出・定量化し強度推定を行う

X線造影撮影法は、現場より採取したコアを厚さ10㎜ 毎にスライスし、コンクリート用に開発された造影剤に浸漬させ、X線造影撮影することによって、コンクリート内部に発生した微細なひび割れや空隙を検出できる手法です。また、この検出されたひび割れ・空隙を定量化することによって、コンクリートの強度を推定したり、劣化深さを評価することが可能となります。左の写真は、橋脚よりコア抜きされたコアコンクリートのX線造影撮影されたX線フィルム画像です。

東北学院大学
担当:工学部環境建設工学科 武田三弘
TEL:022-354-8701
URL:https://www.tohoku-gakuin.ac.jp/faculty/engineering/civil/staff/takeda.html