EE東北ガイドブックWEB版
B-303 維持管理・予防保全

地震動のみを用いた地盤の液状化危険度の評価技術

大地震直後の地盤の液状化被害度を機械学習により即時評価するための技術

地盤の液状化は大地震時に大きな被害をもたらします。低地部に立地する大都市の重要インフラの防災減災に有効な情報を提供します。個人住宅や事業所が存在する地点の液状化の危険度を評価・分析できます。従来の地盤の液状化危険度には詳しい地盤が必要でした。
本技術は、地震動記録のみから機械学習によって液状化度を評価します。詳しい地盤調査は,危険度が高いと判断された後に実施すれば良くなります。現在では地震計は低廉な価格で設置可能なため、多くの管理施設に設置でき、インターネット・クラウドを介してインフラ施設を一元管理できるようになるポテンシャルを有する技術です。

東北大学大学院工学研究科土木工学専攻
担当:地圏・地盤工学研究室 加村晃良
TEL:022-795-7433
URL:https://sites.google.com/view/geotech-tohoku/