EE東北ガイドブックWEB版
B-081 維持管理・予防保全

塩分除去洗浄による戻り錆び対策工法

橋梁等鋼構造物塗膜とともに付着する塩分、有害物質を湿潤化して除去する素地調整工法

本技術は、鋼橋等鋼構造物の現場防食工事での塗膜に含まれる塩分や鉛、PCB等有害物質を含む粉じんを飛散させず、1種ケレン品質の素地を確保調整する湿式のブラスト工法です。水を使う工法の欠点である戻り錆びの発生を、開発された気化水溶性防錆剤で抑制し、素地品質を確保可能です。素地調整と同時に、塩分洗浄作業を行うことができ、工法短縮に繋がります。乾式ブラスト等他の素地調整工法のみで除去できない付着した塩分の水洗浄にも、本技術の気化水溶性防錆剤を適用することで戻り錆びの発生を抑制し、素地調整後の品質確保とともに、工程短縮や経済効果を果たします。

NETIS:CB-220006-A

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