EE東北ガイドブックWEB版
B-076 維持管理・予防保全

UAV画像とAIを用いた中小河川の維持管理DX:

UAV画像、点群データ、AI技術の組み合わせにより、河川巡視・点検の大幅な効率化・高度化を実現

中小河川の堤防等河川管理施設の点検は、概ね5年ごとに実施することとなっていますが、全国の堤防延長は約11万kmと膨大であるため、十分な点検を行うことは困難な状況となっています。さらに、洪水発生頻度は増加傾向にあるため、変状の早期発見につながる効率的な点検手法が求められています。そこで、当社はUAV画像とAIを用いて、堤防天端舗装のひび割れ箇所を自動検出するソフト「e-Inspection®」を開発しました。e-Inspection®は、二時期のUAVデータを比較して差分抽出(護岸変状、土砂堆積、植生繁茂等)することもできます。これらの機能により、河川巡視・点検の効率化・高度化に貢献します。

(株)復建技術コンサルタント
担当:調査防災部 河川課
TEL:022-217-2042
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