EE東北ガイドブックWEB版
B-076 維持管理・予防保全

蛍光X線分析によるコンクリート塩分濃度調査工法:

非破壊検査と拡張現実技術の組み合わせにより
コンクリート塩分濃度調査における大幅な省力化を実現

従来のコンクリートの塩分濃度調査は、ドリル法と化学分析法で行われ、多大な労力・時間を要することが課題でした。そこで、非破壊検査方法である蛍光X線分析法とウェアラブルグラスを用いた拡張現実技術の組み合わせによるコンクリート塩分調査工法を開発しました。
ハンドヘルド型蛍光X線分析計により、測定時間が従来の約1ヶ月から30秒に大幅に短縮されます。また、測定データをウェアラブルグラスにマッピングすることで、塩分濃度の高いエリアを特定することが可能となり、インフラの維持管理業務における省人力化に貢献します。
[共同開発者]東北大学 吉川研究室、日本大学 岩城・前島研究室、(株)エビデント、(株)XMAT

NETIS:TH-220006-A

(株)復建技術コンサルタント
担当:構造技術部 技術2課
TEL:022-217-2033
URL:https://www.fgc.jp/  https://xmatcorp.com/infra-inspection/