EE東北ガイドブックWEB版
B-067 維持管理・予防保全

SALMATEによる硬化コンクリートの塩分量測定

ドリル粉を試料として、現場でも JIS A 1154 の全塩分相当の分析値が迅速に得られる測定法

従来コンクリート構造物中の塩化物イオン濃度の測定には、JIS A 1154等の全塩化物イオン濃度が得られる分析法が用いられてきました。これらの分析法は、設備の整った分析機関でなくては実施できず、結果を得るまでの期間が長く、費用面でも負担が大きい傾向にありました。塩分量測定機SALMATE-100/Hによる本手法は、ドリル粉を試料として、現場でも全塩化物イオン濃度相当の値が迅速(15分程度)に得られる手法です。日本非破壊検査協会規準NDIS 3433:2017「硬化コンクリートの塩化物イオン量の簡易試験方法」に準拠しています。当社は、現場での試料採取から分析まで一貫した対応が可能です。

住友大阪セメントグループ
(株)中研コンサルタント

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