橋梁や建造物の基礎などに幅広く活用
ニューマチックケーソン工法(Pneumatic caisson method)のpneumaticは「空気の」、caissonは「函(はこ)」を意味します。日本では「潜函」工法とも呼ばれています。
地上で鉄筋コンクリート製の函(躯体)を構築し、躯体下部に作業室を設けここに地下水圧に見合った圧縮空気を送り込むことで地下水の浸入をふせぎます。
作業室内で地山を掘削・排土して、地上で構築した躯体を沈下させることで、橋梁や建造物の基礎として、また、下水ポンプ場、地下調整池、シールドトンネルの立坑、地下鉄や道路トンネルの本体構造物として幅広く活用されています。