片側交互通行を可能としたプレキャストインバートの架設工法
トンネル内の盤ぶくれ対策であるプレキャストコンクリート製インバートは、クレーン架設を行うため一時的に全面通行止めが必要でした。この専用機械を使用することにより、製品を積んできた運搬車から直接吊り上げることできるため、製品設置までの架設作業を片側車線内で納められ、一貫して片側交互通行を可能とします。
そのため交通量の多い幹線道路では渋滞など交通への影響を最小限に抑える効果が期待されます。
プレキャストインバートは現場条件に合わせその都度、部材形状・設置方法を検討する事により、狭隘なトンネル空間で限られた時間内の施工が可能となります。