自然素材である竹材の小型コンクリート構造物への実用化
持続可能な開発目標SDGsへの貢献と少子高齢化に起因した放置竹林の増加など竹害問題が顕在化している。一方、適切に管理することにより、竹林は京都を代表とした癒し空間の提供や食用・肥料化など竹活用の可能性は無限にある。着目した竹材の使用方法は、明治・大正・昭和初期には、鉄の代替品として活用されたが、構造物の大型化、生産性の面で衰退の一歩を辿ったが、80年以上経過しても現役で使用されている竹筋コンクリートもある。本ブースでは、活用されつつも脚光を浴びない竹材の身の丈をわきまえた活用方法を紹介する。屋内ブースでは、共同者である新和設計㈱/新和調査設計(屋内展示場:B-056)でも案内をしております。