既製杭や管の内空を自走し、その表面を撮影するロボット

「光祐」は、杭基礎工事において、不可視部分となる既製杭の製品受入検査の向上を目的として、「（株）イオラボ」と共同で開発した、杭内空を自走し、その表面を撮影記録するロボットです。今回の展示では、実際に基礎工事において活用した「光祐1号機」と、多用途な活用が期待できる試作品の「光祐2号機」を展示します。
建設業では、老朽化するインフラのメンテナンスや、担い手不足に対応した施工管理の効率化や高度化が求められており、ロボットなど「建設DX」の利活用が期待されていることから、こういった分野への、本技術の活用も期待されます。