EE東北ガイドブックWEB版
A-087 設計・施工

軽量・高速架設 緊急復旧橋(PS-Bridge)

災害時の緊急輸送路を確保する・空気膜構造橋梁
(テンサイリティー桁)

〇災害発生後、一般車両が通行可能な応急復旧橋の架設には少なくとも2~3か月の期間を要します。課題となる緊急車両等の交通路確保を解決するのが、空気膜構造のエアビーム+低桁高の圧縮桁+引張部材の鋼製ケーブルで構成されるテンサイリティ(Tensairity)技術です。
〇橋長15.6m、幅員3.6mの場合、簡易な橋台を構築後、作業員4~5名で、わずか2日で架設できます。床板を含めた総質量は約5tと軽量で、主桁1本の質量は、1.5tと大型重機を使用せずに設置が可能です。部材は、ユニット式ボルト接合のため、組立・解体、保管が容易で、トラック輸送可能なコンパクト収納、繰り返しの利用も可能です。

ヒロセホールディングス(株)
担当:ヒロセホールディングス(株) 企画部門 事業開発グループ
TEL:03-5634-4505
URL:https://www.hirose-grp.com/