DKシールド(泥土加圧シールド工法) 大豊建設が開発した泥土圧シールド
現在、日本のシールド工事の約7割で採用されている泥土圧シールドは、昭和51年(1976年)に大豊建設が開発した「泥土加圧シールド」がその基になっています。泥土加圧シールドは、自立性の乏しい砂質土地盤などにおける切羽の安定を確実にするために開発されたシールド工法です。掘削土砂に添加材を加えて泥土に変換し、チャンバー内に充満させて泥土圧を制御することにより、広範囲な土質に対して安定した掘削を可能としています。さらに大豊建設では泥土加圧シールド工法を応用して、不要断面を削減し地下空間の有効利用を実現した多連形泥土圧シールドの「DOT工法」、任意断面を構築可能な「DPLEX工法」などを開発しています。