C-301 防災・安全 地震動のみを用いた地盤の液状化危険度のAI評価技術: 大地震直後の地盤の液状化被害度を即時評価,中小地震により潜在的液状化危険度評価ができる技術 地盤の液状化は大地震時にインフラや不動産に大きな被害をもたらします。低地部に立地する大都市の重要インフラや民間事業所、住宅の基礎地盤の液状化危険度を評価・分析し、防災減災に有効な情報を提供します。従来の地盤の液状化危険度には詳しい地盤調査が必要でした。本技術は、地震動記録のみからAIが液状化度を評価します。詳しい地盤調査は、危険度が高いと判断された後に実施すれば良くなります。現在では地震計は低廉な価格で設置可能なため、多くの管理施設に設置でき、インターネット、クラウドを介してインフラ施設を一元管理できます。地盤の耐震性診断ができるので、土地の不動産価値の評価にも使えます。 東北大学 大学院工学研究科 土木工学専攻 担当:東北大学 大学院工学研究科 土木工学専攻 地盤工学分野 加村晃良 TEL:022-795-7434 URL:https://sites.google.com/view/geotech-tohoku/