EE東北ガイドブックWEB版
C-029 防災・安全

タフシャットRS

塩分吸着型樹脂によりコンクリート床版を塩害から守る床版防水工法

東北地方では、冬季路面の走行安全性確保の観点から塩化物を含む融雪剤、凍結抑制剤の散布により、塩害、凍結融解などによる床版の劣化が懸念されています。鉄筋コンクリートの塩害は、外部から供給される塩化物により徐々に塩化物イオン濃度が上昇し、ある濃度に達すると鉄筋を腐食から保護している不動態皮膜を破壊し錆びを生じさせ、錆による鉄筋の膨張でコンクリートにひび割れが発生ることから始まります。このひび割れが鉄筋の錆びの進行や凍結融解による劣化を更に促進させることになります。「タフシャットRSは」 舗装補修時の防水層に塩分吸着効果を付与した塩害対策床版複合防水工法です。

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