EE東北ガイドブックWEB版
C-018 防災・安全

裏込め圧保持(Re Back)システム

裏込め圧保持により、シールド掘進停止時の応力開放ゼロを目指します

近年、軟弱地盤で小土被りや大断面で近接施工のシールドトンネルが計画されるようになり、地盤沈下や近接構造物、併設トンネルへの影響を最小限にする事が求められでいます。これまでシールドのテールボイドへの裏込め注入は、掘進停止時に裏込め注入圧が低下し、それに伴う地盤の変状は避けられませんでした。ReBackシステム(Retaining Backfill Grouting System)は、シールドの同時裏込め注入管から掘削停止時にも裏込め注入材のA液を連続注入して、裏込め材の圧力を保持し、硬化収縮に伴う応力開放を最小限にするシステムです。

NETIS:CG-210010-A

日本工営グループ 日本シビックコンサルタント(株)
担当:日本シビックコンサルタント株式会社 技術統括本部 田家 学
TEL:03-6366-1601
URL:http://www.nccnet.co.jp/