EE東北ガイドブックWEB版
B-304 維持管理・予防保全

マグネットシートを用いた塗膜除去しないひずみ計測

作業の簡易化とコスト削減を目的にマグネットシートを用いた塗膜除去を行わないひずみ計測を試みた

社会全般で情報化が進むにつれて、マイコンの高性能化と普及、およびセンサの高精度化と低廉化も併せて進んでいる。本技術ではこれらのセンサやプロセッサを組合せて既設橋梁の維持管理等に用いることを念頭に、ひずみ計測作業の簡易化とコスト削減を目的にマグネットシートを用いた塗膜除去を行わないひずみ計測を試みた。ひずみゲージを貼付したマグネットシートを鋼板へ設置して載荷実験を行い、参照用のひずみゲージの値と比較した。その結果ある程度のひずみ計測は可能であるが、マグネットシートの材質等について検討が必要な事がわかっている。

東北工業大学 工学部 都市マネジメント学科
インフラメンテナンス研究所

担当:工学部 都市マネジメント学科 山田真幸
TEL:022-305-3500
URL:https://www.rc-center.tohtech.ac.jp/department/project/lab/