SPガード工法による鋼矢板水路の補強・防食
鋼矢板水路において、鋼矢板の劣化(腐食)に対し、劣化部分を鉄筋コンクリートの一体構造とする事で、劣化要因からの保護と、断面力の補強を行う技術です。既設矢板・トラス筋・充填コンクリート・SP板を一体のRC構造物として水路壁の補強をします。
農林水産省策定の「農業水利施設の機能保全の手引き」における健全度指標S-3(要補修)、S-2(要補強)に対応が可能で、特に劣化の進んだS-2の補修工で優位性を発揮します。
腐食鋼矢板の劣化要因を、被覆コンクリートで遮断し腐食速度を遅らせることが出来ます。
矢板や笠コンクリートの撤去などを要さずに水路を再構築する事が出来ます。