EE東北ガイドブックWEB版
B-303 維持管理・予防保全

ハイブリッド・塩害補強工法

塩害・中性化等の劣化を受けた橋梁等のコンクリート構造物の補修・補強に適用する新工法

鉄筋腐食抑制型シラン系含浸材と連続繊維シート材及び両者の接着を確保するプライマーの組み合わせからなるコンクリート構造物の補修・補強工法である。
従来、シラン系含浸材の撥水作用により連続繊維シート材の接着阻害が発生し、両者の組み合わせ施工は困難であった。本技術では専用プライマーの開発により、含浸材と連続繊維シート工法のハイブリッド化を実現した。本技術の活用により、施工時のはつり及び断面修復数量が低減し、経済性及び環境影響が向上するとともに鉄筋腐食抑制及び補強効果により、コンクリート構造物の長寿命化に貢献できる。

NETIS:HR-220007-A

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担当:株式会社レックス 技術部 小林 徹
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