補強鉄筋埋込み方式PCM巻立て橋脚補強AT-P工法
AT-P工法(NETIS:QS-060003-VE)は既設RC橋脚の表面に溝を刻み、従来工法では表面に配置していた軸方向補強主鉄筋を埋め込み、エポキシ樹脂で固定した後に補強帯鉄筋を表面に配置してポリマーセメントモルタルで巻立てる。
補強断面厚さは、補強帯鉄筋がD16の場合で34㎜(最小)。補強主鉄筋は橋脚内に埋め込まれるため、サイズに関わらず補強断面の厚さに影響しない。使用する補強帯筋の最大外径にポリマーセメントモルタルの被り厚(16㎜)を加えた厚さが補強断面厚さになる、水門の堰柱、底版の他、樋門の函体補強などの施工例が多数ある。